妊娠を望むなら、まず“がんばる”をやめてみる
妊活は、ストレスとの向き合い方から始まります
こんにちは。
那須塩原市の「整体サロン コウノトリ」の関です。
今回は、「そろそろ妊活を意識し始めたけれど、何から始めたらいいのか分からない…」という方に向けて、
とても大切なお話をさせていただきます。
妊活と聞くと、「病院で検査する」「タイミングをとる」「サプリを飲む」といった方法を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろんそれらも大切なのですが、もっと根本的に、**「妊娠しやすい身体をつくる土台」**があることをご存じでしょうか?
その土台づくりにおいて、実はとても大きなカギを握るのが…ストレスなんです。
なぜストレスが妊活に影響するの?
妊活において「ストレスを減らしましょう」とよく言われますよね。
でも、なぜそんなに大切なのか?少し専門的な視点からお話します。
実は、私たちの身体の中では「コレステロール」からホルモンが作られています。
ここで作られるホルモンには、大きく分けて2つの役割があります。
- 性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロンなど)
- 抗ストレスホルモン(コルチゾールなど)
さて、ここで大切なのが、体にとっての「優先順位」です。
下のようなイメージを持ってください。

コレステロールは必要に応じてホルモンを合成します。
その結果、【優先】ストレスが多い → コルチゾール(ストレスに対抗するホルモン)を優先して作る
【後回し】ストレスが少ない → 性ホルモンの生成がスムーズに
つまり、身体は「命を守る」ことを最優先します。
ストレスを感じているとき、体は「妊娠している場合じゃない!」と判断し、生殖よりも生存を優先するのです。
その結果、性ホルモンの分泌が後回しになり、妊娠しにくい状態に陥ることがあります。
ストレスとどう向き合えばいい?
ここまで読むと、「じゃあストレスゼロで生活しなきゃ…」と思ってしまうかもしれません。
でも、現実には仕事・家事・人間関係…ストレスが完全になくなる生活はほとんどありませんよね。
だからこそ大切なのは、ストレスを感じたときにどう対処するかです。
- 無理をしすぎない
- 嫌なことは我慢せずに、誰かに話す
- 「がんばらなきゃ」と思い詰めない
- 一人の時間を大事にする
- 深呼吸・散歩・お風呂でリラックス
- 身体をあたためる(内臓を冷やさない)
妊活というと「前向きに頑張らなきゃ」と思う方も多いのですが、
がんばりすぎるほど身体は緊張状態になり、結果的にストレスが蓄積されてしまうんです。
だから、まずは「がんばらないこと」をがんばってみてください。
そして、自分にやさしく接してあげてください。
男性も「ストレスケア」がとても大切です
妊活=女性のもの、というイメージがあるかもしれませんが、妊娠はふたりの協力で成り立つものです。
最近は、男性のストレスや生活習慣が精子の質に大きく関係することも知られてきています。
「仕事が忙しい」「プレッシャーが強い」「夜遅くまでスマホやPCを見ている」
こうした日常的なストレスが、男性側のホルモンバランスや精子の状態に影響を与えることもあるのです。
パートナーと一緒に、リラックスできる時間を増やすこと。
「ふたりで整えていく」という意識が、とても大切です。
まとめ|まずは“整えること”から妊活をはじめてみませんか?
妊活と聞くと、「まず病院で検査しないと」「高いサプリを買わなきゃ」と焦る方も多いです。
でも本当に大切なのは、妊娠しやすい土台を整えること。
その第一歩が、ストレスをかけすぎない・溜めすぎない日常を意識することです。
体も心もリラックスして、「大丈夫、今の自分でも少しずつ変わっていける」
そう感じられる時間を意識してつくってみてくださいね。
もし、「一人ではうまく整えられない」と感じたら、
あなたに合った方法で一緒に整えていくお手伝いもできます。
無理なく、自然に。
自分の体と心を大切にしながら、妊娠しやすい体づくりをはじめていきましょう。
妊娠しやすい体づくりの第一歩。
無理なく整えていく方法を知りたい方は、
LINEからお気軽にご相談ください◎