食べていないのにお腹が張る原因|慢性的な下腹部の張りは内臓の疲労かもしれません
お腹の張りが続く本当の理由
「内臓の疲労」と「内臓下垂」という視点
- 食べていないのにお腹が張る
- 張りが何日も、何週間も続く
- 緊張すると下腹部が苦しくなる
- 精神的ストレスが強いと悪化する
このようなお腹の張りで悩んでいる方は少なくありません。
ですが検査では「異常なし」と言われ、原因が分からないまま我慢しているケースも多く見られます。
実はこのタイプのお腹の張り、
腸だけの問題ではないことが多いのです。
内臓も「疲れる」とどうなるのか
内臓は、骨や筋肉のように意識して動かすことはできませんが、
平滑筋でできており、常にリズムを持って動いています。
仕組みは、筋肉の疲労とほぼ同じです。
内臓が疲労すると起こる流れ
内臓に負担がかかり続けると、体の中では次のような変化が起こります。
① 内臓の循環が悪くなる
ストレス、緊張、睡眠不足、過労などが続くと、
- 血流
- リンパ
- 体液循環
が低下します。
これは「酸欠」というより、
回復に必要な循環が足りていない状態です。
② 内臓が硬くなり、重くなる
循環が悪くなると、内臓は
- 本来の柔らかさを失う
- 動きが小さくなる
- ずっしりと重くなる
という状態になります。
内臓は本来、呼吸や姿勢の変化に合わせて
わずかに上下・前後に動いています。
しかし疲労が抜けないと、
この微細な動きが失われていきます。
③ 重くなった内臓は下へ引き下げられる
柔らかく、循環の良い内臓は
多少の負荷があっても位置を保てます。
ですが、
- 循環が悪く
- 硬く
- 重くなった内臓
は、自分の重さを支えきれず、
重力に負けて下垂していきます。
これが、内臓下垂です。
下腹部の張りは「下腹部が悪い」とは限らない
下腹部の張りがある場合、
原因は下腹部そのものではなく、
- 胃
- 肝臓
- 横隔膜周辺
といった頭側の内臓の疲労と下垂であることが多くあります。
頭側の内臓が下がることで、
- 下腹部のスペースが奪われる
- 臓器の位置関係が乱れる
- 周囲の筋膜や靭帯が強く緊張する
結果として、
👉 下腹部が張っているように感じる
という状態が起こります。
緊張やストレスで張る理由
「緊張するとお腹が張る」
「精神的にしんどい時ほど下腹部が苦しい」
これは気のせいではありません。
緊張やストレスがかかると、
- 交感神経が優位になる
- 横隔膜が硬くなる
- 内臓の動きが制限される
その結果、
内臓全体が下へ引き込まれやすくなり、下腹部に負担が集中します。
短期間の張りと、長期間続く張りの違い
短期間の場合
最近出始めた張りであれば、
- 頭側の内臓の循環
- 下垂の調整
を行うことで、
自然に張りが引いていくことも多いです。
長期間続いている場合
何ヶ月も続く張りでは、
- 下腹部の臓器同士
- 内臓と周囲組織
に癒着や過緊張が起こっていることがあります。
この場合、
頭側の下垂を整えるだけでは不十分で、
👉 下腹部そのものへの調整が必要になります。
生理時の不調との深い関係
下腹部の張りは、
- 生理前の張り
- 生理痛
- 骨盤周囲の重だるさ
とも深く関係しています。
内臓の位置関係が乱れ、
骨盤内の環境が悪くなることで、
生理のたびに症状が強く出やすくなります。
お腹の張りは「身体からのサイン」
お腹の張りは、
- 食事の問題
- 腸だけの問題
ではなく、
内臓が疲れ、回復できていないサイン
として現れていることが少なくありません。
食べていないのに張る
長く続く
緊張やストレスで悪化する
このような特徴がある場合は、
内臓の循環と位置関係という視点で身体を見直すことが大切です。
お腹の張りが長く続いている場合は、
まずは医療機関で検査を受けてみてください。
検査で特に異常がなかった場合でも、
気になることがあれば、
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