年齢のせい?手術しかない?脊柱管狭窄症に悩むあなたに知ってほしいこと
「もう治らない…」とあきらめる前に、知っておいてほしいこと
病院で「脊柱管狭窄症ですね」と診断されたとき、
多くの方がショックを受け、不安やあきらめの気持ちを抱えます。
「年齢のせいだから仕方ない」
「進行性だから、いずれ手術になる」
「もう良くなることはないんじゃないか…」
こうした言葉を聞くたびに、気持ちは沈み、
不安と痛みの両方と付き合う毎日になっていませんか?
でも、実は――
その症状、“狭窄”だけが原因ではないかもしれません。
視点を少し変えるだけで、今の痛みやしびれがやわらぐ可能性は十分にあります。
脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症とは、背骨の中にある「脊柱管」と呼ばれる神経の通り道が、
加齢や姿勢の悪化、骨の変形などによって狭くなり、神経が圧迫されることで起こる症状です。
代表的な症状は、腰の痛み、脚のしびれ、そして間欠性跛行(かんけつせいはこう)。
少し歩くと足が痛くなり、座って休むと回復する…という特徴的な状態です。
病院では「変形そのものは治らない」と言われるため、
“改善の余地はない”と考える方が多いのですが、
本当にそうでしょうか?
「日によって痛みが違う」あなたに注目してほしい視点
脊柱管が物理的に狭くなっていることが、
痛みやしびれの根本原因だとしたら、症状はずっと一定のはずです。
ところが実際には、こうした声が多く聞かれます。
- 「朝より夕方の方がしびれが強い」
- 「天気が悪い日や疲れている日は特につらい」
- 「1日中ずっと痛いわけではない」
このように、時間帯や体調によって症状に波がある場合、
神経の圧迫“だけ”では説明できません。
つまり、他にも症状を引き起こしている要因があるということなのです。
整体の視点:神経の“通り道”に注目します
当サロンでは、体を単なる骨格だけではなく、
神経・筋肉・内臓・膜・呼吸など多面的にとらえています。
脊柱管が狭くなっている状態でも、
以下のような周囲のバランスを整えることで、神経への負担を軽減し、
痛みやしびれが和らぐケースは少なくありません。
● 筋肉・骨格のゆがみ
背骨や骨盤、股関節の動きが硬くなると、神経に過剰な刺激が加わります。
● 内臓の緊張
内臓が疲労して下垂したり、位置がズレたりすると、姿勢を保ちにくくなり、腰への負担が増します。
● 硬膜(神経を包む膜)の緊張
硬膜のねじれや過緊張が神経そのものの可動性を下げ、慢性的な症状を引き起こすことがあります。
ご自宅でできる簡単セルフケア
横隔膜をゆるめるだけで、腰がラクになる?
横隔膜は「呼吸の筋肉」として知られていますが、
実は背骨の前側(腰椎)に付着しており、呼吸と姿勢、内臓の動きにも大きく関係しています。
横隔膜が緊張して動きが悪くなると、
全身の力が抜けず、腰回りの負担が強くなる傾向があります。
以下のセルフケアを試してみてください。
神経の圧迫感がやわらぎ、呼吸が深まることで、痛みの波が軽くなる可能性があります。
▼ 横隔膜ゆるゆる呼吸ケア(1日1〜2分)
- 仰向けになり、みぞおちの下に両手を置く
- 鼻からゆっくり息を吸って、お腹がふわっと膨らむのを感じる
- 吐くときに、手でお腹をやさしく押し込むように意識
- これを3〜5回繰り返すだけ
続けることで次のような変化が期待できます。
- 腰〜背中の力が抜けやすくなる
- 呼吸が深まり、副交感神経が優位になる
- 緊張や痛みの“波”がやさしくなる
「何をやっても変わらなかった…」という方ほど、
この呼吸ケアの変化を感じやすいかもしれません。
狭窄自体は変えられない。でも、症状は変えられる
脊柱管が狭くなってしまった状態を、元に戻すことはできません。
しかし――
「痛みやしびれが出にくい体」をつくることは可能です。
構造を整え、内臓や膜の働きを調整し、
神経の通り道を“スムーズ”に保つことで、
痛みを軽減し、生活の質を取り戻していくサポートができます。
最後に|あなたの中にまだ「回復する力」は残っています
つらい症状と向き合っていると、どうしても心がふさぎ込み、
「もう変わらない」と思ってしまいがちです。
でも本来、体には自然に治っていこうとする力=自然治癒力があります。
その力が働ける“土台”を整えてあげることで、体はゆっくりと回復の方向に進み始めます。
当サロンでは、
あなたの状態や生活背景に合わせて、無理なく続けられる施術とセルフケアを提案しています。
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そんな方は、まずは一度LINEでお気軽にご相談ください。
あなたの状態を丁寧にお聞きし、必要なサポートをご提案させていただきます。